銀行で行員の方が使用するシステムのプログラム製造とテスト業務を中心に作業しています。
テストでは、問題を発生させないように、事前に不具合などを見つける訳ですが、不具合を見過ごす場合もあります。そういう場合であっても先輩や上司の方々のレビューで発覚したりします。レビューの大切さを痛感しました。
自分が良くできたと思って作ったプログラムも、他の人の目を通すと、「ここが良くない」とか「ここはより良くできる」というような指摘があります。がっかりすることもありますが、それ以上に、他の人の考えや自分とは違う観点に触れることの楽しさを感じます。
大学生の時に、プログラムをすること自体に楽しさを感じていて、ソフトウェア開発関係の仕事がしたいと思っていました。
また、地元である富山で就職したいという思いがあり、富山に本社がある企業を中心に就職活動をしていました。
エムエスシーは、介護業務を支援するシステムの開発・保守・運用が大きな柱としており、会社の特徴でもありました。
さらに進む高齢化社会の中で需要が向上することが見込まれるこの分野に強みをもつこの会社に入り、地域に貢献したいと思い入社しました。
貯金しました。
面接で苦労をしました。特に自己アピールはとても悩みました。
私は大学生の時に、部活やサークルに所属していない上に個人的に打ち込んでいたものもなかったため、特に語るようなエピソードはありませんでした。
結局、良いところというより、自分が何に興味があるか、なぜ興味があるかということなど、自分がどんな人間かを伝えようと考えることで何とかなりました。
時に、面接では答えにくい、はっきりとした答えのないような質問を受けることがあります。
それでも、諦めずによく考えて何かしらの返答をすることが大切だなぁ、と思い始めたころから面接は少しだけ楽になったような気がします。
大学は自分のためにたくさんの時間が使える最後の時間になります。
特に卒業研究は、教授と密接にコミュニケーションをとることができる貴重な時間です。
多くのことが身に着けられる大事な時期です。
後から「もったいなかったな」と後悔しないために、勉強や遊びでも、何でも精いっぱい楽しんでください。